円偏光3Dの仕組み

映写機から視差のある左眼用映像と右眼用映像が互いに異なる回転方向の偏光を持って投影されます。

この映像の投影先のスクリーンには左眼用映像と右眼用映像の偏光の性質を維持するために光の拡散を抑える加工を施した、3D用のスクリーンを用います。

3D用のスクリーンに投影された映像は、円偏光3Dメガネを掛けて鑑賞します。 この円偏光3Dメガネの左右のレンズは、映写機同様に互いに回転方向の異なる円偏光板です。 偏光が異なる左眼用映像と右眼用映像を円偏光3Dメガネを通して見ることで、左眼には左眼用映像が、右目には右眼用映像がより認識されます。
つまり、左眼と右眼で視差がある映像が同時に認識され、視差も再現されることになります。

その結果、頭は、左眼と右眼に入った視差のある2つの映像を奥行きのある立体感が得られる1つの画像として認識できます。

※映写機の前に置かれる直線偏光板と偏光3Dメガネのレンズの直線偏光板は、吸収軸が一致している必要があります。
Santek 3Dメガネの各直線偏光3Dメガネのレンズの規格と、映写機の前に置かれている偏光板の規格をご購入前にご認いただけますよう、お願いします。

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