3Dメガネの仕組みは映画館やテーマパークごとに違うもの?同じもの?: 3Dメガネの互換性を解説

こんにちは、Santek 3D Eyewearです。映画ファンやテクノロジー愛好家、テーマパーク好きの皆さんにとって、3D映画や3Dライドは画面から飛び出すような鮮やかな世界に身を置き、映像と現実の境界を無くしてくれる貴重な機会を与えてくれる特別なものでしょう。みなさんは、その視聴体験の時に必須といえる3Dメガネを手に取った時に、「劇場やテーマパークに自分の3Dメガネを持参しても3D映像を楽しめるのか」「映画館によって3Dメガネは異なるものなのか」という疑問を抱いたことはありませんか?この記事では3Dメガネの互換性について探っていきます。

偏光3Dについて
まず、一口に「3D」といっても色々な種類があります。映画館やテーマパークで一般的に使用されている標準的な3Dテクノロジーは、「偏光3D」を利用しています。ちなみに、皆さんが一度は目にしたことのあるであろう赤青のレンズのメガネを使う3Dテクノロジーは「アナグリフ3D」といいます。
「偏光3D」では、その技術により各眼に2つの画像が同時に投影され、それぞれがわずかに異なる視点を持っています。この映像の投影先のスクリーンには左眼用映像と右眼用映像の偏光の性質を維持するために光の拡散を抑える加工を施した、偏光3D用の特別なスクリーンを用います。 メガネだけでなく、映写機やスクリーンまでもが特別なものでなければいけないということになります。

偏光3D2つの種類
実はこの偏光3Dの方式には「直線偏光」と「円偏光」の2つの方式があります。それぞれが光をフィルタリングする方法に違いがあります。

「直線偏光」の方式では、映写機から視差のある左眼用映像と右眼用映像が互いに異なる偏光を持って投影されます。この映像の投影先のスクリーンには左眼用映像と右眼用映像の偏光の性質を維持するために光の拡散を抑える加工を施した、3D用のスクリーンを用います。 3D用のスクリーンに投影された映像は、直線偏光3Dメガネを掛けて鑑賞します。この直線偏光3Dメガネの左右のレンズは、映写機同様に互いに異なる角度の吸収軸を持つ直線偏光板です。

一方、「円偏光」の方式では、映写機から視差のある左眼用映像と右眼用映像が互いに異なる回転方向の偏光を持って投影されます。この映像の投影先のスクリーンには左眼用映像と右眼用映像の偏光の性質を維持するために光の拡散を抑える加工を施した、3D用のスクリーンを用います。3D用のスクリーンに投影された映像は、円偏光3Dメガネを掛けて鑑賞します。 この円偏光3Dメガネの左右のレンズは、映写機同様に互いに回転方向の異なる円偏光板です。

それぞれの方式で、偏光が異なる左眼用映像と右眼用映像を偏光3Dメガネを通して見ることで、左眼には左眼用映像が、右目には右眼用映像がより認識されます。その結果、頭は、左眼と右眼に入った視差のある2つの映像を奥行きのある立体感が得られる1つの画像として認識できます。

互換性について

さて、互換性の話に戻りますが、3Dシアターやテーマパークの3Dライドでは、3D体験を提供するためにさまざまなスクリーンや投影技術が使用されています。「直線偏光」が使われているものもあれば、「円偏光」が使われているものもあります。よって、必要なメガネのタイプは、映像のシステムとそれに対応する偏光方法に依存するということです。直線偏光が使用される場合は、直線偏光の3Dメガネが必要で、円偏光が使用される場合は、円偏光の3Dメガネが必要です。
また、たとえ直線偏光や円偏光の3Dメガネを持っていても、メーカーやモデルによって偏光の向き等の構造が大きく異なる場合があります。レンズ内の偏光の角度や方法は、映画の投影と正しく一致する必要があります。
ですので、ご自身でお持ちの3Dメガネを映画館やテーマパークのライドで使用したい場合は、映画館やテーマパークで使用されている3D方式をしっかりと調査してください。偏光の方式の確認がまずは必要です。配布される3Dメガネを使用する以外には、互換性の確認ができている高品質な3Dメガネを購入することも一つの方法となるでしょう。 

まとめ
3Dコンテンツとテクノロジーの世界は変化し続けており、常に進化しています。完璧な3D視聴体験は映像、画像、音声、そして適切なメガネの絶妙な組み合わせによって成り立っています。互換性の問題は微妙なものであるかもしれませんが、互換性を考えることで3Dの仕組みについての理解は深まります。正しいメガネと正しい知識が3D映画を楽しむキーとなります。楽しい3D視聴体験を!

Santek 3D Eyewearでは直線偏光方式、円偏光方式共に各種フレームの3Dメガネを取り揃えています。

偏光3Dメガネ -プラスチックフレーム(Foldable)

偏光3Dメガネ -プラスチックフレーム(Unfoldable)

偏光3Dメガネ -紙フレーム (一般サイズ)

偏光3Dメガネ -紙フレーム (子供用サイズ)

偏光3Dメガネ -クリップオン

Santek 3D Eyewearについて

株式会社サンテクノロジー(San Technology)がこの度オープンしました3Dメガネ専門販売サイト“Santek 3D Eyewear”では各方式の3Dメガネを様々なフレームタイプ(プラスチックフレーム、紙フレーム、クリップオン)やその他様々なタイプのメガネ(アイウェア)を取り揃えております。

1個~の少量購入や、500個以上の大量発注、またフレームのカスタムも承ります。色、フレームのデザイン、形状や、包装袋のデザイン等、多様なニーズに対応しております。

商品一覧

・大量発注、カスタム、その他お問い合わせはこちらから。

サンテックは 2006年から世界20ヶ国以上に累計10億本以上の3D メガネを供給してきました。偏光3D メガネ、アナグリフ3Dメガネ、その他どのメガネでも、世界最高レベルの商品をご提供できると確信しております。

 

 各種Santekウェブサイトのご案内

株式会社サンテクノロジーホームページ

Santek Display Specialist (液晶モジュール、LEDライトパネルに特化したECサイトです)
Santek 3D Eyewear Amazon店
Santek 3D Eyewear 楽天市場店

Santek Shop Amazon店

Santek Shop 楽天市場店

 

各種SNSも随時更新中です。フォローお願いします。

Facebook            Instagram            X            LinkedIn